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kyoくんの留学時代の友達、香港出身のパスカルがパリにやってきました。 広東語、英語、フランス語はもちろん、日本語もちょこっとなら話せ、しかもなんだか難しいことで博士号も持っていて、社長さんをしていて、ベランという名の女の子のママにもなりました。 「パスカルがママなんて信じらんないよ!」とkyoくん。 「みんなそう言うのよ!」とパスカル。 それもそのはず、彼らが出会ってからもう19年もたったのです。 「パリの道はよく覚えていて、車の運転をしてもらっていてもあっちこっちと指示ができるの。でも香港は景色がすぐ変わるから全然分からないの。」 あ、東京もです。 もう8年もkyoくんの隣に座って都内を走っているのに、外堀通りとか内堀通りとかよく分かんないです。 秋葉原なんて激変しちゃったから更にちんぷんかんぷん。 でもMontparnasse方向からBoulevard Garibaldiを通ってPlace Cambronneの七叉路をどこを曲がればEmile Zola方向へ行けるかは分かるんですよ。 変わらないことのありがたさを感じるようになったということは、ちゃんと歳をとっていることの証なのかな。 いつか香港へ遊びに行く約束をしました。 10年以上前に味わった香港のエビのおいしさが変わっていないことを祈りつつ。 |