2006年03月31日 |
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今年も、夏時間になったほぼ同時に「春の鳥ちゃん」(私が勝手に名付けた)が鳴き始めました。 春から夏にかけての毎朝晩、日が昇る頃と日が落ちきる前の刻々と空の色が変わっていくときに、パリ中に美しい声を響かせています。 市民講座の帰り道も真っ暗にならないうちに帰れるようになって、リュクサンブール公園に沿って歩いていると、この春の鳥ちゃんの声を聴きながら歩けます。 鳥を紹介するこちらのサイトを見ると、一番下のLe Merle noirじゃなかろうかと。 クリックすると声が聴けます。 さらに調べていくと、英語名はBlackbirdということが判明。 ビートルズの曲「Blackbird」で聴ける鳥の声と同じだったのね。 4月から5月の日本滞在を終えてパリに戻った頃はもっと日が延びているので、鳥ちゃんの声を聴きながら公園の中を歩いて帰れるようになるでしょう。 今はなにやらデモだのストだのカッサーだの、すっかりパリは物騒になってしまって、ソルボンヌの近所ゆえ市民講座もときどき休講になっていますが、鳥ちゃんたちは騒がしい人々とは関係なく歌声を聴かせてくれます。 |