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バルタバスが指揮するヴェルサイユの馬術アカデミーのスペクタクルへ行ってきた! ジンガロのことについて書いた7月17日の日記を荒木さんが見てくれて、旦那さまのヴァンサンがすごく良い席のチケットを取ってくれたの! あいにくヴァンサンもkyoくんも仕事の都合が付かなかったので、女二人で行ってきた。 ヴェルサイユの駅からデコボコの石畳を歩くこと20分、やっと到着。 階段で客席へ上がるとびっくり! なんとヴェルサイユ宮殿脇の大きな池の上にステージを作って、それを囲むように客席が配置されている。 ひ〜!しかもスゴイ客数だよ! 1万人は入っているに違いない。 演目の途中、ひときわ大きく感じる黒い馬とそれにまたがった男性が出てきた。 それまでの集団の演技とは明らかに違って、この馬と男性のみ。 すると、隣に座っていたマダムたちが小声で「バルタバスよ・・」と囁くのが聞こえた。 仮面をかぶっていてお顔は見えなかったけど、明らかにこの馬は他の馬とは違っていた。 禁欲的でけがれなく、下を向いて正確にステップを刻む姿は高貴ささえ感じた。 12世紀のインドが舞台だったので、ゾウのハリボテを乗せた巨大馬車はでてくるわ、池の水面にタージマハルもどきが映し出されるわ、炎は上がるわ、締めは音楽とシンクロした花火で大スペクタクルは幕を閉じた。 |