2005年06月04日 |
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来仏しているアトムさんと、アトムさんのお友達の荒木さんと、荒木さんのお友達のクリストフさんのおかげで一生に一度のとんでもない経験をしてしまった。 教会のパイプオルガン見学をさせてくれた上、弾かせてくれたのだ! アトムさんの、「わびすけ、弾いてみなよ〜」と言う言葉に「そんな恐れ多すぎる!罰があたる!」と遠慮していたんだけど、パイプオルガン奏者のクリストフさんが快く承諾してくれると、「え?ほんとにいいの?」と鍵盤の前に座ってしまった。 鍵盤は3段、それぞれ2オクターブ半くらいしかない。 両脇にひとつひとつ名前がついた木製のレバーがびっしり。 レバーをひとつ引くだけで、面白いくらい音が変化する。 足下にはずらっと低音のペダル。 あの荘厳な音からは想像もできないほど狭く、鍵盤のアタックが浅い。 もう手は震えて心臓はバクバク。 あまりの緊張に右手と左手がずれるし、どこ弾いてんだか分からなくなるし、こんなときに限ってど忘れするし。 いつも指ならしのために弾いている曲なのに、パイプオルガンっていうだけでまったく別物。 それにしても自分の演奏が石造りの教会中に響き渡ったなんて、なんと貴重な経験をしたんだろう。 アトムさん、荒木さん、クリストフさん、ありがとうございました! そして教会で静かに漂っているいろいろなものたち、お騒がせしました。 その晩、みなさんとお別れしてから「やっぱり足のペダルも使って弾けば良かったなー」と言ったら、kyoくんに「無理無理!」とあっさり言われてしまった! |