2004年09月17日 |
---|
昨日のエピソードをひとつ思いだした。 これは書き留めておかねば。 純さんのアパートに着いて門を開けようとしたら、隣の壁から1匹のねこが、しゅとっ!と降りて来てじっと私を見つめた。 門を開けると、さっと入って私を振り向き、私が進むとねこも進む。 そして振り向く。 次の門に着くと、また私をじーっと見つめる。 まるで「開けて」と言っているかのよう。 「中に入ると外に出られなくなるよ。」と言ってなででやると、目を細める。 かわいいではないかああぁぁぁぁ・・・・っ。 そうか、このアパートにおうちがあるのねと理解した。 そういえば昔々雨の中カサをさして歩いている時、ドラねこが濡れずに移動するために私のカサに入ってきたことがあったけれど、今日のねこちゃんはちょっと違う。 アパートの中に入って階段を上っていても、まるで私を道案内をするかのように前を歩いて振り向くのだ。 でもねこちゃんのおうちは純さんの部屋より上の階だったようで、純さんの玄関前でお別れした。 あのねこちゃんはいったい私をどこへ連れて行きたかったのかしら。 |